寒くなってくると、温かいお風呂が恋しくなりますね。
さあ、寝る前にぬくぬくあったまろう~と湯舟に足を入れたとたん、
「あっ、熱ーーーーい!!」
あわてて蛇口をひねって、水をジャバジャバ・・・、
ようやく火傷しなくてすむ温度まで下がりました。
そうだお茶が飲みたいな、と冷たい湯のみに熱いお茶を注ぎます。
冷たい湯のみがじんわり温まってきましたね。
よくある話ですが、どうしてこんな事が起こるのか考えたことはありますか?
「熱いお湯と冷たい水を混ぜたらぬるま湯になるの当たり前だよね」
「冷たいものに熱いものをくっつけたら、まあ温まるよね」
そうです。そして、その当たり前を解明するのが科学です。
熱いお湯と冷たい水が分かれたままでいないし、熱いお茶が入った湯のみが冷たいままでいないのはなぜなのでしょう?
科学者たちはどう考えたのか、聞いてみましょうか。