「おはよう!」
気持ちの良い朝、起きたらすぐに顔を洗いたくなりますね。
蛇口をひねると、ジャーッと「水」が出てきます。
今日は暑いから冷たいものが飲みたいな・・・と思って、アイスティーを注文します。
アイスティーの中には、「氷」が入っていますね。
熱いお茶を飲みたいからお湯を沸かそう、と水を入れたケトルを火にかけます。
シュンシュン沸いて「水蒸気」が空気中に飛んでいきますね。
「氷」も「水」も「水蒸気」も、同じ水分子H2Oという小さな粒が集まってできています。
でも、冷やすとカチカチの「氷」になるし、温めると流れやすい「水」になって、さらに温めると目に見えない「水蒸気」になりますね。
このように、物質の姿は温度によって変わるのです。
このことを、科学用語では『状態変化(じょうたいへんか)』と言います。
『状態変化』は科学的にはどんな変化なのか、物質には何が起こっているのか、詳しく見ていきましょう。