物理では、物体の色々な運動の法則を学びますよね。

 

そして、一番シンプルな運動が『等速直線運動(とうそくちょくせんうんどう)』です。
これは、「物体がずーっと一定の速度で直線上を進む運動」でしたね。

 

でも、現実では、「物体がずーっと一定の速度で運動」することはなかなかありません。

 

例えば、私たちは買い物に行く途中でゆっくり歩いたり、止まったり、小走りになったり、速度はコロコロ変わりますよね。
自動車だって、アクセルを踏めば速度が増すし、ブレーキを踏めば減速しますよ。

 

つまり、現実の物体の運動を正確に表すには、物体の速度の変化を考える必要が出てくるわけですね。

 

そこで、昔の科学者たちは、物体の速度の変化を数量的に表す方法を考え出しました。
それが、『加速度(かそくど)』なんですね。

 

続きを読む