張力

作用反作用の法則!力のつり合いとの違いとは?

今回は、『作用反作用の法則(さようはんさようのほうそく)』を取り上げますね。

 

中学校の理科でも習うので、聞いたことはあるでしょう。

 

空気を押しても手応えは感じませんね。
窓につるしたカーテンを押すと少し手応えを感じます。
部屋の壁を押すともっと強い手応えがありますね。

 

あなたが手応えを感じるのは、押したものから押し返されるからです。
押すだけでなく、例えば重い物にロープをつけて引っ張るときも抵抗するような力を感じますよね。

 

このように、押すと押し返され、引っ張ると引っ張られることを『作用反作用の法則』と言いますよ。

 

この法則は、2-12-2で学んだ『力のつり合い』とごっちゃになりやすいのです。
この違いも理解していきましょうね。

 

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重力と垂直抗力と張力!作図とつり合いの式のポイント!

今回から、物体に働く色々な力について具体的に学んでいきましょう!

 

』とは、物体を変形させたり運動の速度や向きを変えるものでした。
つまり、物体の運動を調べるためには、物体に働く力を正確に知る必要があるんですよ。

 

そして、力は大きさと向きを持つベクトル量なので矢印で表せます。

 

そこで、「大きさ・向き・作用点」を表せる矢印を使って、目に見えない力を分かりやすく表すことにしたわけですね。

 

これで、物体に働くどの力とどの力がつり合っているか?ということが見えやすくなり、運動の仕組みが分かるようになりました。

 

ここでは、物体が地球から受ける『重力(じゅうりょく)』、面から受ける『垂直抗力(すいちょくこうりょく)』、糸やひもから受ける『張力(ちょうりょく)』、これらの力のつり合いについて詳しく見ていきましょう。

 

重力』『垂直抗力』『張力』は力なので、単位は[N](ニュートン)ですよ。

 

力を表す矢印や力のつり合いについて忘れていたら、先にこちらで復習しましょう!

 

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