引力

クーロンの法則!公式と問題もわかりやすく解説!

今回からは、電磁気分野の物理編に入りますよ。

 

難しくありませんよ、ただね・・・ボリュームが多いだけです!
一歩一歩、一緒に進めていきましょうね!

 

では、静電気力(せいでんきりょく)またはクーロン力の大きさが分かる『クーロンの法則』から学んでいきましょう。

 

「静電気力」という言葉は、物理基礎でも学びましたね。

 

静電気力については、

 

  • 違う符号の電荷(でんか)同士には引力が働き、同じ符号の電荷同士には斥力(せきりょく)が働く
  • 2つの電荷の電気量が大きいほど、2つの電荷の距離が近いほど静電気力は大きい

 

という「静電気力の向き」と「静電気力の大きさが変わる条件」の知識で止まっています(忘れていたら、こちらですぐに復習!)。

 

さて、静電気力の実際の大きさはどう求めれば良いの?という疑問に答えてくれるのが、『クーロンの法則』なんですよ。

 

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静電誘導と誘電分極の違いとは?原理をイメージで解説!

静電気(せいでんき)が発生する仕組みは、こちらでお話しましたね。

 

髪の毛を下敷きでこすると、髪の毛から下敷きに電気が移動します。
髪の毛は正に帯電(たいでん)し、下敷きは負に帯電するので、引きつけ合うわけですね。
物体同士を直接こすり合わせて、2つの物体を帯電させたから、引きつけ合うのでした。

 

あれ?ちょっと待ってください。
セーターで下敷きをこすって帯電させた後、髪の毛に近づけたら逆立ちますよね。

 

髪の毛は電気的に中性で帯電していないし、下敷きと直接くっついていませんよ。
なぜ髪の毛は下敷きに引き寄せられてくるのでしょうね?

 

タネも仕掛けもちゃんとありますよ。

 

それを理解するポイントが、『静電誘導(せいでんゆうどう)』と『誘電分極(ゆうでんぶんきょく)』と呼ばれる現象なんですね。

 

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