物理の問題で良く出てくる『有効数字(ゆうこうすうじ)』とは、「誤差が入っていても、測定値としての信頼性が高い桁の数字」のことでしたね。
(有効数字について詳しくはこちら)

 

物理では、精度良く測定値を求めるだけではなく、測定値を使って色々な計算をすることがありますね。

 

例えば、[kg]の物体を加速度[m/s2]で動かすとき、必要な力Fはいくらでしょうか?と聞かれたら・・・、

 

運動方程式Fm×amaの測定値を代入しますよね。
m=1.23 kg(有効数字3桁)とa=4.5 m/s2(有効数字2桁)だったら、掛け算した結果の有効数字はどう答えたら良いのでしょうね?

 

四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)する場合の有効数字の決め方には、ちゃんとルールがあるんですよ。
では、その計算ルールを見ていきましょう。

 

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