物理学での『力』の定義は、この2点でしたね。
- 物体を変形させる原因となるもの
- 物体の運動状態を変化させる原因となるもの
そして、力は大きさと向きを持つベクトル量なので、矢印で表せます。
力の大きさ・向き・作用点のことを「力の3要素」と言うのでしたね。
さて、力は矢印で表せるので、数学のベクトルと同じように、力を合成したり分解して考えられるようになりました。
なぜ、そんなことをするのでしょうか?
まとめて1つの力としたり、力を2方向に分けて考えた方が、力を受けた物体の運動を調べるときに便利だからなんです!
今回は、力の合成と分解の方法や、力のつり合いについて見ていきましょう。