今回は、『作用反作用の法則(さようはんさようのほうそく)』を取り上げますね。
中学校の理科でも習うので、聞いたことはあるでしょう。
空気を押しても手応えは感じませんね。
窓につるしたカーテンを押すと少し手応えを感じます。
部屋の壁を押すともっと強い手応えがありますね。
あなたが手応えを感じるのは、押したものから押し返されるからです。
押すだけでなく、例えば重い物にロープをつけて引っ張るときも抵抗するような力を感じますよね。
このように、押すと押し返され、引っ張ると引っ張られることを『作用反作用の法則』と言いますよ。
この法則は、2-1と2-2で学んだ『力のつり合い』とごっちゃになりやすいのです。
この違いも理解していきましょうね。